看護部について
「その人らしさ」を尊重した看護の提供
①患者様の基本的人権を尊重し、安全で安心な精神科看護を提供する
②常に医療従事者としてふさわしい接遇を心がける
③組織の方針・目的・目標を理解した病棟・委員会運営を行う
④他職種との連携を強化しチーム医療を推進する
⑤専門職としての自己研鑽に努める
⑥活性化できる組織作りを目指す
①医療従事者としてふさわしい身だしなみや態度を心がける
②病床の効率的な運用
③病棟の機能・特性を踏まえた看護ケアの質の向上に努める
④自己の成長段階を認識し、個々に応じた自己啓発を行う
⑤常に建設的な視点で、アサーションな自己表現を心がける
精神疾患の増加と多様化、高齢化に伴う認知症患者数の増加等によって、精神科医療の社会的役割はますます高まっています。その上、精神疾患が一部の人の特殊な疾患と特別視されていた時代から、今では精神疾患はだれにとっても身近な疾患へと変化しています。
私たちは、精神科看護の基本は対話であり精神科看護には看護の原点があると考えています。看護師の価値観を押し付けるのではなく、患者さまのありのままを受けとめ、患者さまの「その人らしさ」を尊重した看護を提供しています。
患者さまの人生そのものに寄り添い、患者さまとの関係性を通じて、自分自身も成長していく。これこそが、精神科看護の醍醐味であると考えています。
仁明会病院 看護部長 岩部 政人