看護部

看護部長からのメッセージ

 今までの精神科看護を継承しつつ、新たな看護を創造すること大切にしています。先輩看護師が提供されてきた患者様に寄り添い、生活のしづらさがあっても自分の時間を生きてみようと思っていただけるケアを受け継ぎます。新たな看護とは、精神症状や認知機能障害に対して経験的ではなく、脳の構造・機能を踏まえた臨床推論による科学的根拠に基づく対応への取り組みを整備しました。また、問題解決志向から患者様の健康な面に働きかけるストレングスモデルを導入しました。さらに、大脳辺縁系に働きかける快刺激のケアを看護の基本としています。

 新たな精神科看護の実現に向け、教育体制を構築しました。ラダーを導入して目標管理にそって研修会を選択していただきます。精神機能と身体機能の相互関係を鑑みて、精神科看護は身体的ケアが重要となることから、多くのフィジカルアセスメントや具体的な身体ケア、急変時対応の研修を企画しました。また、法人内の「精神衛生研究所」で研修会を開催しており、これらを活用しキャリアアップを図ります。

 更に、地域包括ケアシステムの実現に向けて、入院中から患者様の自立を支え、行政や関連機関との連携を図り、社会資源の活用や退院支援に取り組んでいます。

 当院は、LGSTに注目し、職員・患者様のダイバーシティ(多様性)を尊重した職場環境を整備しています。

仁明会病院 看護部長  大塚 恒子

看護部目標

  • 脳の構造・機能を踏まえたアセスメントを行い、専門性の高い看護を提供しよう。
  • 倫理観に基づいた精神科看護を提供できるよう、チームで倫理的感性を高めよう。
  • 患者が理解できるような説明を行い、診療情報を共有し、同意を得て医療への参加を促進しよう。
  • 身体症状と精神症状の相互作用を理解し、フィジカルアセスメントを強化しよう。