作業療法は、患者様の回復に向け、さまざまな作業活動を通して働きかける治療法です。作業活動とは、生活・仕事・遊びや余暇・社会生活・休養や成熟に関する活動など、人間が生きる上で行う全ての活動を含みます。
作業療法士は、患者様との関係性を重視し、作業活動の選択や遂行を援助し、活動環境の調整をします。プログラムは、まなぶ・うごく・はなす・たのしむ・つどう・リラックスなど様々な目的に応じたプログラムがあります。
医師、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士など他の職種とも協力体制をとり、幅広い活動提供に努めています。
以下のような様々なプログラムを組み合わせて、リハビリテーションを行います。
仁明会病院の作業療法室は、12名の作業療法士にて運営しています。
仁明会病院では、入院患者様全員に対して作業療法士の関わりが持てるように、病棟担当制をとっています。各病棟ごとにチームを組んで複数の作業療法士が関わり、患者様個人のリハビリテーションだけでなく、病棟機能の一部として専門性を発揮しています。
病棟担当制の導入により、他部門スタッフとの連携においても緻密でスピーディーな対応が可能になっています。