看護部

看護部長からのメッセージ

 私たちは、精神科医療を『特別な領域』ではなく、内科や外科と同様に高度な専門性を有する医療の一分野であると考えています。精神症状だけを捉えるのではなく、その背景にある身体機能の変化、脳の構造的特徴、生活歴や社会的要因までを総合的に理解する力が求められる分野です。

 当院では脳神経外科医との連携を通して、CT画像や脳波所見を看護実践に活かし、『根拠に基づく精神科看護』を推進しています。目に見えにくい症状だからこそ、可視化できるデータを活用しながら、より精度の高いアセスメントとケアへつなげています。

 精神科看護は決して閉じた分野ではありません。一般科で培われるフィジカルアセスメント能力や急変対応力を取り入れながら、身体とココロの両面を支える看護を実践することで、精神科の専門性はさらに強固なものになります。

 一方で、私たちは『専門性の追求』と同時に、『働き続けられる環境づくり』を何よりも大切にしています。年間休日120日以上、日勤常勤制度、ライフステージに応じた柔軟な勤務形態など、一人ひとりの人生を尊重する仕組みを整えています。子育て中の職員も、キャリアアップを目指す職員も、それぞれの歩幅で成長できる環境を築いています。

 認知症患者の増加が確実視される2040年を見据えたとき、精神科医療の社会的役割はますます大きくなります。当院は地域にとって必要不可欠な存在であり続けると同時に、職員一人ひとりが誇りを持ち、『ここで働いてよかった』と実感できる組織でありたいと考えています。

 精神科を誇れる専門領域へ。 そして、未来へ続く看護のかたちを共に創っていく仲間を、心よりお待ちしています。

仁明会病院 看護部長  瀧野 鮎子

看護部目標

  • 認知症・精神疾患の看護に頭部CT画像からの情報を活かしましょう
  • 看護職のタスク・シフト/シェアを追求して、看護の専門性を確立し、多職種との協働を強化していきましょう
  • 看護補助者の活用を推進し、チーム医療の一員として役割拡大を図りましょう
  • 専門職である前に人としての道徳心と品格をもちましょう
  • 横のつながりを大切にし、より良い職場環境を築きましょう